日記2

自然演繹を積極的に用いたい.

定積分 84項

 関数 f(x)区間 a,b(自由変項)で連続で正の値 f(x) >  0をとるとき,面積 S(x)は原始関数 S'(x)=f(x)=0である.いま,原始関数 F(x)=Cに対して, x:=aと置くと S'(a)=0ゆえ, F(a)=Cである.また, x:=bと置けば S'(b)=0ゆえ, F(b)=C.これより

 [F(x)]_{a}^{b}:=F(b)-F(a)=C-C=0

で表す.そしてこれをライプニッツの記号で

 \displaystyle\int_{a}^{b} f(x)dx:=0

と書くとき,関数 f(x)の定積分という.