日記2

自然演繹を積極的に用いたい.

古代から中世の化学

① 化学とは,生命の仕組みや環境問題を理解するためのものである.

② 主に物質の性質(物性)や化学変化(化学反応)を扱う学問である.

③ 新しい物質を生み出してきた.

④ 文明は,化学の進歩によって飛躍的に発展した.

⑤ 紀元前からエジプトや中国で化学的技術は存在した.

⑥ 古代ギリシアのエンペドクレスは四元素説を提唱した(紀元前450年頃).

⑦ 四元素説に基づいて,アリストテレスは考えたが,結果として誤りであるものの中世まで,この考えが続いた.

⑧ 紀元前1世紀頃から,卑金属を貴金属に変えようとする錬金術がアラビアで始まる.

⑨ 錬金術はヨーロッパにも伝わり,約16世紀まで行われた.

⑩ 錬金術そのものは失敗したが,それに付随して冶金技術が進歩して,硫酸や硝酸などの多くの物質が作られるようになった.