2023-10-29 定理2.8 平均値の定理 55項 難波誠『(数学シリーズ)微分積分学』裳華房 2022年 第17版 12刷 定理2.8 平均値の定理 55項 とする.このときが区間で連続・微分可能なら s.t. < < s.t. が成立する. (証明) 区間で適当に < < となるようにを選んで,が区間で連続・微分可能より () に対して である.より であるから i.e. 同様にして,より i.e. を得る.ここで関数のまでの平均変化率 を考えると であるから である.そしてであるから である.したがって s.t. < < s.t. が成立する.▢