- 定理1.3 20項
極限値が存在すれば,関数は実数定数の周りで有界である.すなわち
s.t. () ①
s.t. () ①
s.t. () ②
< <
s.t. () ③
<
と成る.但し,ここでのはである().
(証明)
と置くと
に対して
< < <
☆ ()
であるから
< i.e. <
により
と置けばよい.▢
- 補足
< とはどういうことか?
① < <
② <
何れにしても
<
である.また,不等号に関する「または」の使用方法については
(1) ①のみ成立
(2) ②のみ成立
(3) ①と②の両方が成立
が考えられる.今回は②の等号成立のみを考えた.