実数以下では,三者択一の法則が適用される.このとき等号と不等号を考えると
かつ より の場合
< かつ > より の場合
がある.さらに
< かつ より > の場合
> かつ より < の場合
ということもある.すなわち,不等号のやに関する「または」のうち両方が成立する場合には
のとき > の場合
のとき < の場合
がいえる.以上より実数に置いて,三者択一の法則から等号・不等号がいえるのではないだろうか.また,等号・不等号と同じように,部分集合についての包含関係でもいえるのかどうかは考え中である.