2023-09-08 定理1.1 4項 難波誠『(数学シリーズ)微分積分学』裳華房 2022年 第17版 12刷 定理1.1 4項 実数列が収束するとき,その極限値は唯一である.換言すると,が実数にもにも限りなく近づけばである. (証明) 仮定 ∧-除去より s.t. s.t. s.t. < 同様にして ① s.t. ① s.t. ② s.t. < と表せる.このとき に対してと置くと < < である.ここで を考えれば,絶対値の性質(非退化)より i.e. であるから,同一性規則より を得る.▢