日記2

自然演繹を積極的に用いたい.

指示連体詞的論理の創設

  • 束縛変項から自由変項へ

 S:主辞

 P:賓辞

とする.

 すべてのSはあるPである  (二階述語論理)

手順

① ある Pの指定

②  S=P:真 ∨  S≠P:偽

③  真:このSはPである 偽:このSはPでない(このSは非Pである)

(1) すべての日本人はある人間である(束縛変項)

① ある人間の中に日本人がいる(在る・有る)

②  日本人(S)=日本人(P)

③ この日本人は人間である(自由変項)

(2) すべての人間はある日本人である(束縛変項)

① ある日本人は人間である

②  日本人(S)=日本人(P)

③ この人間は日本人である(自由変項)

  • 結果

長方形ならば正方形である

正方形ならば長方形である

長方形=正方形

となる背理を解消した.