日記2

自然演繹を積極的に用いたい.

2023-11-10から1日間の記事一覧

第1章 微分法 第1節 極限値 1. 極限

実数で考えるが,自由変項を扱う実関数を写像と呼ぶことにする. ここでは,関数(束縛変項)ではなく,写像(自由変項)で考える. 自由変項が自由変項以外の値をとりながら,に限りなく近づくとき,写像の値が一定の値に限りなく近づくなら,がに近づくときの…

原始写像とは何か?

原始写像とは何か? 原始関数とは をみたすものをいう.このときの方程式の解を (は自由変項) と置いたものが原始写像である.この原始写像を微分すると (は自由変項) i.e. 写像の積分に成る. の例 に対して方程式を立て,これを解けば i.e. を得る.ここで…

第1章 平面と空間のベクトル 第1節 ベクトルとその演算 1. ベクトル

用語(唯名的定義) 平面または(乃至)空間に置いて,を始点,を終点とする有向線分をで表す. 有向線分に置いて,その位置を問題にせず,その大きさと向きだけを考えたとき,これをベクトルという.これより,有向線分をベクトルと考えたとき,もし,がから平…