日記2

自然演繹を積極的に用いたい.

2023-10-15から1日間の記事一覧

定理1.22 33項

定理1.22 33項 とする.このときの逆関数は単調増加(単調減少)連続関数である. (準備) 逆関数 関数に対して,をの逆関数という. 関数が単調増加であること s.t. ① s.t. ② 関数に関して < < をみたすとき,を単調増加関数とよぶ.また > > をみたすとき,を…

二階述語論理及び三階述語論理に置ける限量記号の意味について

例 とする.このとき すべての人間はある動物である i.e. が成立する.ここで,この記号を以下のように分解する. s.t. () s.t. () i.e. してみると,全称量化子と存在量化子の違いがないことに気が付く.そこで,両者の記号を廃止する.すなわち s.t. s.t. …

行列の二項定理 12項

例 行列の二項定理 12項 () s.t. s.t. とする.このとき s.t. が成立する. (証明) と置くと による.▢ 補足 のとき数の性質,たとえば実数に対して,が要求されるため,行列もが要請される.但し,such.that.の性質より,たとえが成り立たなくても が成立す…

行列の指数法則 12項

意義 s.t. 型行列 を次の正方行列という.また行列の冪を s.t. (個) で定める.但し,である. (15) s.t. s.t. (ア) (イ) (証明) (ア)について に対して次正方行列の冪の定義より による. (イ)について と置く.次正方行列の冪の定義より ((ア)による) によ…

定理1. 21 32項

定理1. 21 32項 連続関数の合成関数は連続関数である (準備) とする.このとき,関数がで連続とは () i.e. s.t. ① s.t. ① s.t. ② に対して < < と成ることである. ・合成関数とは 2個の関数 に対して に成ることをいう. (証明) s.t. ① s.t. ② s.t. ③ s.t. …