とする.このときの単位元のみから成る集合に対して
が成立する.また,についても,自身の部分群
である.
(証明の方針)
(ⅰ)
(ⅱ)
(ⅲ)
(ⅳ)
☆ によりがとれる.
を示す.
(ⅰ)
1 (1) 前提
2 (2) 仮定
1 (3) 1-2. →-導入
(ⅱ)
両辺が等しいことをいう.
それゆえ
が成立する.
(ⅲ)
の性質より
である.
(ⅳ)
より
を得る.
以上よりはを成す.
(ⅰ)
を示す.
1 (1) 前提
1 (2) 1. ∀-除去
3 (3) 仮定
1 (4) 2-3. →-導入
1 (5) 4. ∀-導入
(ⅱ) そして,群の部分集合は群の演算に関して,群を成す.以上よりであることがわかった.