日記2

自然演繹を積極的に用いたい.

定理1.20 32項

  • 定理1.20 32項

 [a,b]:自由変項 a,bの閉区間

 f(x):x=αで連続関数(束縛変項x,自由変項αは正の実数)

とする.このとき, [a,b]上の f(x)の値域は [m,M]である.但し

 m:f(x)の最小値

 M:f(x)の最大値

を表す.

(証明)

  x∈[a,b]に対して a≤x≤bである.このとき

 a≤x ∧  x≤b

i.e.  a≤x  (∧-除去)

i.e.  a <  x ∨  x=a

 ¬(a <  x)  (仮定)

 x=a  (選言三段論法)

同様にして

 x=b

したがって

 x=a=b

を得る.同様にして y∈[m,M]についても

 y=m=M

である.これより

 k=[n]_{\mathbb{Z}^+} s.t.

 x=[a_1,...,a_n] s.t.  

 y=[m_1,...,m_n] s.t. 

( m_1からm_nの何れかが関数の最小値・最大値)

 f(x)=y

を構成することができる.▢