- 部分集合の例1.5 9項
と置く.このときである.
(証明)
を示す.
s.t.
と置けば
()
であるから,量化より
i.e.
を得る.逆に
s.t.
と置くと
()
であるから,量化より
i.e.
である.したがって
であるが,についてのときである.すなわち
(量化)
である.このことからであることがわかる.それゆえ,に対して∨-導入より
である.▢
- 補足
包含関係もsuch.that.で記述されているため,たとえばと雖もの一部分でしか包含関係は成立していない.それなのでについてのようなことが十分にあり得る.このように,等号関係及び包含関係も慎重に考える必要がある.