日記2

自然演繹を積極的に用いたい.

曲線の媒介変数表示と特異点 73項

  • 曲線の媒介変数表示 73項

 平面を運動する点 P=(x(t),y(t))

但し

 \mathbb{Z}=\{......,-n-1,-n,...,-m-1,-m,...

 ...,-1,0,1,...,m,m+1,...,n,n+1,......\}

 x=[a_1,...,a_m]_{\mathbb{R}} s.t.

 y=[b_1,...,b_n]_{\mathbb{R}} s.t.

 t:自由変項

は曲線を描く.一般に平面上の曲線 C上の点 P=(x,y) x-座標, y-座標が自由変項 t(時間とは限らない)の関数として

 x=x(t), y=y(t)

で表されるとき, tを媒介変数(パラメータ)とする曲線 Cの媒介変数表示(パラメータ表示)とよぶ.

  x(t), y(t) t C^1-関数として,点 P=(x(t),y(t))に関する Cの接線の方程式を求める. x'(t)≠0のとき,接線の方程式は

 y-y(t)=\displaystyle\frac{y'(t)}{x'(t)}(x-x(t))

であるが,しかし, x'(t)=0,y'(t)=0のときは,曲線 Cの接線は存在しない.このような点は,曲線 C特異点とよばれる.