日記2

自然演繹を積極的に用いたい.

命題8.1 52項 自然数は有限個であること

  • 命題8.1 52項

 n∈\mathbb{N}

とする.このとき

 f:\mathbb{N}→\{1,...,n\}

への単射は存在しない,とあるが私見では存在する,と解する.

(証明)

 ∀x[x∈\mathbb{N}→∀x[x∈\mathbb{N}→∃x[x∈\mathbb{N}∧x=a]]]

 x=[n]_{\mathbb{N}} (二重∀-除去) s.t.  f(n)∈\{1,...,n\}

これより nに関するs.t.の性質から

 f(n)∈\{1,...,n\} 有限集合

 f(n+1)∈\{1,...,n+1\} 有限集合

 \cdots\cdots

である.つまり, nに関するs.t.の性質から自然数は有限個であり, f単射である,というようにうまく自然数を選べばよい.▢

  • 補足

 ∀x[x∈\mathbb{N}→∀x[x∈\mathbb{N}→∃x[x∈\mathbb{N}∧x=a]]]の意味

すべての自然数はすべて自然数で,ある自然数である.

イメージとしては

 \mathbb{N}^d⊆\mathbb{N}^d⊆\mathbb{N}^u

を想像されたい.但し

 d:周延

 u:不周延

を表示する.