日記2

自然演繹を積極的に用いたい.

定義5.3 27項

  • 定義5.3 27項

 X×Y:1つの集合X,Yの直積集合

 Γ⊂X×Y

とする.このとき

 X×Y:=\{(x,y)|x∈X∧y∈Y(yは一意的) \mathrm{s.t.} (x,y)∈Γ\}

と置く.このような Γ X×Y上の抽象的なグラフという.とくに, X×Y Xから Yへの写像全体と同一視している.これより

 Γ_f:=\{(x,f(x))∈X×Y|x∈X\} X×Yは等しいと看做す.但し, y=f(x)とは限らない.

 

☆  集合の元aについて, a∈aではないが,集合 Aについて A⊆Aであるので,部分集合は自分自身に対して定義することもある.

☆ 高校数学では関数 y=f(x)の場合に限って微分などをしているので,この部分の理解が難しいかも知れない.