第5章 場合の数と確率 146項
第1節 場合の数
1. 集合の要素の個数
基本例題111
問題略
(解答)
(1)について
:全体集合
の個数は
とくにに対して
(∧-除去)
(Ⅰ) < (と矛盾するので省いてもよい)
または
(Ⅱ)
- 補足
∧-除去でを考えてもよい.この場合は
(Ⅰ) <
(Ⅱ)
また
すなわち
略記
とする.このとき
(ア)
① <
i.e. i.e.
しかし,であるからこの①は棄却される.
または
②
i.e. i.e.
である.
(イ)
① <
i.e. i.e. (省いてもよい)
または
②
i.e. i.e.
である.
(ウ)
① <
i.e. i.e. (省いてもよい)
または
②
i.e. i.e.
である.これより
を得る.
(2)について
に対して
を考える.このとき(1)と同様にして
i.e.
であるから
を得る.▢