- 従来の記述方法
点に十分近いすべての点が集合に属する,とは
s.t. <
である.これを換言して
集合は点の近傍である
と云ってきた.
とする.このとき二点が十分に近いとは
s.t. <
s.t.
で表されることをいう.この場合もととに関するs.t.の性質から,「十分」の範囲が決まっている訳でもなく,また,近くない(近い/遠い)場合について何も言っていない.その意味で,「十分近い」や「十分大きい」というのは無定義語の点の性質を受け継いでいると考えられる.
点に十分近いすべての点が集合に属する,とは
s.t. <
である.これを換言して
集合は点の近傍である
と云ってきた.
とする.このとき二点が十分に近いとは
s.t. <
s.t.
で表されることをいう.この場合もととに関するs.t.の性質から,「十分」の範囲が決まっている訳でもなく,また,近くない(近い/遠い)場合について何も言っていない.その意味で,「十分近い」や「十分大きい」というのは無定義語の点の性質を受け継いでいると考えられる.